2011年8月12日金曜日

システム開発における仕様書等のドキュメントの役割

私たちシステム・プロモーションは、多種多様なお客様のシステムを設計・開発している。
お客様との現状分析・ヒアリングから始まり、要件定義、基本設計、詳細設計、プログラム開発と進む訳だが、それぞれのフェーズ毎で担当スタッフは各種ドキュメントを作成する。
それらのドキュメントは、社内で標準化がはかられ、テンプレート(雛形)が準備されている。

先日、あるお客様に納品したシステムで異常な現象が発生した。
このシステムは本稼動して3年余り経過し、これまで大きなトラブルもなく順調に稼動している。
そのトラブルはお客様が あるテーブルの情報入力をセットするのが忘れていたのが原因なのだが、この問題判別・原因究明に役に立つのがプログラム仕様書。

システムが大きくなればなるほどプログラム本数も増え、各種テーブルが複雑に連携し合う。
プログラム仕様書がなければ、直接プログラムソースを見るしかない。
これでは問題判別・原因究明に時間がかかり、大変な作業になってしまう。

システムは実際にそのプログラムを開発した人が見れば早いのだが、その人が常時該当システムのサポートを出来るとは限らない。
SEやプログラマーは、あるプロジェクトが終了すれば、次の新しいプロジェクトに入る。
当社でも現在色々なプロジェクトが首都圏、北陸地方、そして本社で動いており、要員計画にもとづいてアサインされている。

しかし、お客様のシステムで問題が発生した場合は、社内の誰かが対応しなければならない。
その場合、社内に保管されているお客様のシステム設計書やプログラム仕様書を見ながら、問題判別・原因究明を行う。
今回のトラブルもプログラム仕様書があるから、比較的スムーズに解決出来た。
このように、システム開発における各種ドキュメントは、システムのメンテナンスや、お客様のサポートをする上で非常に大事なモノだと思う。

   株式会社システム・プロモーション
   情報化コンサルタント 三田村淳一